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バンジーの話

バヌアツ

Vanuatu Bungy

バンジージャンプの原点となったのは、メラネシアにあるバヌアツ共和国、ペンテコスト島における成人の儀式、「ナゴール」だと言われています。

ナゴールの発祥は約1000年ほど前、暴力的な男が妻に殴りかかったことから始まります。夫から逃げた妻は背の高い木に登り隠れていましたが、見つかってしまいます。怒り狂った夫は木に登り、妻を捕まえようとしますが、間一髪のところで妻は隠れていた木から身を投げます。
それを追いかけて飛び降りた夫は地面に叩きつけられ死亡してしまいますが、妻は足首につたを巻きつけていたため一命をとりとめました。

それが儀式として発展したのが「ナゴール」です。
ナゴールの儀式は背の高い木にやぐらを作り、そのやぐらにつたを縛りそれを足首に巻きつけジャンプします。そして自分の力強さを示すのです。

ナゴールはそれだけでなく、豊作のを祈願する儀式でもあります。毎年四月の収穫時期になると、5週間ほどもかけてジャンプ用の塔が作られます。それはすべて植物から作られ、高さは20-30mにも達します。足に縛り付けるつたは自分で慎重に選びます。なぜならそのつたが自分の命の全てを握っており、少しでも長すぎたり弱いものであれば死に繋がるからです。

村人たちは歌い、踊り、ジャンプする男たちを送り出します。そして男たちは命を懸けてジャンプをし、豊作を祈るのです。

カワラウバンジー

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「ナゴール」と云う神秘的な儀式を目の当たりにし感銘を受けたA・J・ハケット氏がニュージーランドでヘンリー・ヴァン・アシュ氏と共にスポーツとして成立させたものがバンジージャンプのはじまりで、1988年にカワラウ川にかかる吊橋、カワラウブリッジから 47メートルの高さをジャンプしたのが最初のバンジージャンプだと言われています。